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ヤマハと鉄道・バス・エアライン等15社、「SoundUD」を活用した多言語サービスを提供

2019/9/12(木)

京浜急行電鉄株式会社、京成電鉄株式会社、東京都交通局、東急株式会社、小田急電鉄株式会社、京王電鉄株式会社、西武鉄道株式会社、富士急行株式会社、全日本空輸株式会社、日本航空株式会社、ジェイアールバス関東株式会社、株式会社はとバス、株式会社江ノ電バス、横浜市交通局、ヤマハ株式会社は、訪日外国人や聴覚障がい者等への情報提供の充実を図るため、「SoundUD」を活用した多言語での案内情報の提供を順次開始し、2020年7月を目処に導入完了を目指すと発表した。
2020年の首都圏エリアでは、さらなる訪日外国人の増加が予想される。こうした訪日外国人増に対応するために、各社は多言語対応を強化し、それぞれの施設で「SoundUD」対応を進めている。「SoundUD」に対応した駅、鉄道・バス車両、空港では、「おもてなしガイドアプリ」等の「SoundUD」対応アプリを通じて、今必要とする各種情報を検索することなく簡単に多言語で取得できるようになる。

「SoundUD」について

「SoundUD」対応アプリの一例 :「おもてなしガイドアプリ」



ヤマハが開発し提唱する「SoundUD」(Sound Universal Design)は、音のある空間とICT機器をつなぐプラットフォームおよびテクノロジー。音声トリガーと呼ばれる一般的なスピーカーを利用して音響通信が行える技術をはじめ、Bluetooth®やGPS等とも連動できる「SoundUDトリガー」を用いることで音のICT化を実現できる。これにより、インターネットを介することなく音声を起点にして、スマートフォン等のICT機器に情報を表示することを可能にする。「SoundUD」対応スポットでは、対応アプリが一つあれば、その空間で必要とされる様々な情報に簡単にアクセスできる。2017年10月には、「SoundUD推進コンソーシアム」を立ち上げ、現在、300もの組織とともにその普及に取り組んでいる。

「SoundUD」活用イメージ


 

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