モビリティ業界サブスク取り組みまとめ【2022年1月~2022年6月】
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2022/7/29(金)
モビリティ業界では、サブスクリプションや月額利用が増えつつある。タクシー、レンタカー、飛行機といった移動手段だけではなく、物流向けのロボットもサブスクによるサービス提供が始まった。当記事では、2022年1月から6月までに開始されたサブスク・月額利用サービスについてまとめる。
株式会社KabuK Style(以下、KabuK Style)
KabuK Styleと日本航空株式会社(以下、JAL)は、第2回「航空サブスクサービス」実証実験を実施することを、6月16日付のプレスリリースで明かした。
KabuK Styleは、第1回実証実験では、若年層が多く参加、半数がワーケーション目的、行き先の分散など、航空サブスクサービスがもたらす効果を確認している。第2回実証実験では、より柔軟な旅のスタイルに対応するために、KabuK StyleはJALと国内線旅客取扱代理店契約を締結し、HafH会員限定でのサービスを設計の上、国内全路線(一部除く)となる143路線に拡大した。さらに、直行便往復限定から片道や周遊での予約可能に変更、募集人数を500名から1000名に増員している。
具体的には、HafH会員を対象に、同実証実験専用の3つのプラン「JALで行く旅ライト」(月額2万9800円)、「JALで行く旅スタンダード」(月額3万9800円)、「JALで行く旅プレミアム」(月額8万2000円)を提供する。同実証実験では、プランごとに付与されるHafHコインを使用して、航空券と宿泊を予約できる。なお、選択したプランは、3カ月継続する必要がある。申込期間は6月22日~7月31日、対象出発日は7月1日~9月30日だ。
また、同実証実験参加者には、「旅ガチャチケット」を初月に付与する。このチケットを使用することで、片道航空券が1枚手に入るガチャを、9月30日まで引くことができる。ガチャは、HafHコインを300コイン消費することでもひくことが可能だ。さらに、HafHコインを1200コイン消費して5枚の片道航空券が入手できる、「JALで行く5連周遊旅ガチャ」も提供する。加えて、同取り組みの一環として、2022年7月〜9月までの3カ月間、実証実験参加者限定イベント「ハフフェス」も開催している。
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