住友電工、車両運行管理システム「Eagle Sight」発表
2021/3/17(水)
住友電工は15日、車両運行管理トータルソリューションシステム「Eagle Sight(イーグル サイト)」を15日より販売すると発表した。また「Eagle Sight」の一部機能をAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)とし、MONET Technologiesの運営する「MONET マーケットプレイス」にて提供を始める。
「Eagle Sight」は、物流業界で高まる業務効率化、車両の運行管理ニーズに応えたものだ。交通管制システム、配送計画ソフト、スマートフォン用カーナビソフトなどで培ってきたITS/モビリティ関連技術を活用し、さらに通信機能付きGPS車載器の機能を組み込んでいる。「Eagle Sight」は、人・モノを運ぶすべてのサービス提供者を想定し、車両の所在位置や移動履歴の管理を可能とする動態管理機能を備えたソリューションシステムだ。今後は運行計画自動立案や予実分析などの機能追加を予定している。車載装置等のハードウェアや、通信回線、サーバ運用等のサービスをワンストップで提供するため、ハードウェアやソフトウェアの個別購入、連携作業、通信契約などは不要だ。
また今回のソリューションシステムの一部機能をAPI化し、「MONETマーケットプレイス」でも提供する。「動態管理API」は、ユーザーが独自に開発するシステム上で利用可能なため、既存のシステムをアップグレードすることもできる。
なお住友電工は、今後も車載連携、交通情報処理、自動配車などの独自技術を活かして、「Eagle Sight」への機能追加を順次進め、車両運行管理に貢献すると述べている。
(出典:住友電工 Webサイトより)