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小田急とT-SITEが連携、EMotを通じてデジタルチケット提供へ

2022/6/14(火)

小田急電鉄株式会社(以下、小田急)は、生活提案型拠点「湘南 T-SITE」と新たに連携し、デジタルチケット「湘南 T-SITE バス無料チケット」を発行する。6月10日付のプレスリリースで明かしている。

湘南 T-SITEは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する施設であり、書店と個性豊かなショップが連なる湘南らしいライフスタイルを提案している。さらに、アクセス向上のために土日祝日には施設と藤沢駅間を約20往復する無料コミュニティバスを運行中だ。湘南 T-SITEは、このような状況に対し、現行のサービス維持とともに平日の顧客サービスを拡充したいという課題や、街のコンセプトを踏まえたさらなる環境負荷低減に貢献したいと考えていたという。

今回発行するデジタルチケットは、小田急提供のMaaSアプリ「EMot」を通じ、湘南 T-SITEにて税込2000円以上の買い物をしたユーザーに対して提供する。チケット対象区間は、施設周辺バス停とJR藤沢駅、辻堂駅とを結ぶ「小田急グループの神奈川中央交通または江ノ電の路線バス」の運行区間。有効期限は1か月で、当日の帰宅時と次回来場時に利用できる。1枚につき未就学児2名まで無料で乗車可能だ。

なお、小田急は、これまでに、小田急グループの駅前商業施設において、郊外型MaaS推進を目的とした駐車券に代わるバス無料チケットを提供してきた。今回の施策を通じて、小田急グループの既存路線バスがシャトルバスの役割を担い、施設の利便性向上と公共交通利用による自家用車の混雑緩和によるCO2排出量の削減を目指す。さらに、引き続き、グループの交通網と次世代モビリティツールを有効活用して、地域の課題解決に努めると述べている。

(出典:小田急電鉄 プレスリリースより)

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