東京センチュリー、シリーズA追加ラウンドにおいてT2へ資本参加
2024/2/21(水)
株式会社T2(以下、T2)は、2月20日、自動運転トラックサービスの実現に向け、シリーズA追加ラウンドにおいて東京センチュリー株式会社(以下、東京センチュリー)の資本参加を受けたと発表した。
T2は、レベル4自動運転技術を活用することで、物流インフラの維持・改善に貢献することを目指す。シリーズA追加ラウンドに至るまでに、総額60.7億円にのぼる資本調達を実現。これらの資金は、レベル4自動運転システムのさらなる開発や拠点の拡張だけでなく、人員採用の強化等にも活用していく。TCは、深刻化するトラックドライバー不足などの課題解決に寄与するため、新たなモビリティサービスの事業化に注力する。
両社は、T2の自動運転トラックとTCの新たなモビリティサービスとの連携を強化。そして、自動運転の普及・拡大に注力することにより、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。
■T2 代表取締役 CEO 森本成城氏のコメント
新たなパートナーを迎え入れることができた事、大変嬉しく思います。モビリティ分野において広くビジネスを展開されておられるTCと連携を強化してまいります。今後とも日本の物流を共に支えるという大義のもと、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開発を推進し、パートナーの方々と一丸となって事業を推進してまいります。
■TC 常務執行役員 オートモビリティ営業推進部門長 大杉雅人氏のコメント
日本の物流業界が直面している社会課題に対し、T2の現在の取組みに対する期待は非常に大きいものがあります。また、今年度を初年度とする当社経営計画の重点テーマの一つである「自動運転による社会課題解決への貢献」とも合致することから、今回シリーズA追加ラウンドで出資させて頂きました。今後は、T2との連携を図ることでシナジーを最大化し、「自動運転トラック×新たなモビリティサービス」の実現に向け、協業深化を図ってまいります。