タクシーによる食品配送・買い物代行まとめ【2020年~2021年6月】
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2021/7/21(水)
国土交通省は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、個人タクシー事業者等が有償で食料等を運送することを特例的に認めた。これにより、さまざまな企業や自治体が協力し、タクシーでのフードデリバリーや買い物代行のトライアル、およびシステム構築等を行っている。当記事では、2020年のコロナ禍以降に行われたタクシーによるフードデリバリー・買い物代行に関する取り組みをまとめる。
S.RIDE株式会社(旧 みんなのタクシー株式会社 以下、みんなのタクシー)
みんなのタクシーは、株式会社TableCheck(以下、テーブルチェック)とフードデリバリーサービスの領域における業務提携に合意した。2020年5月14日付のプレスリリースで明かしている。テーブルチェックは、世界25ヵ国・地域に飲食店の予約・顧客管理システムの開発・提供等を行う日本発のIT企業だ。今回の業務提携の一環として、両社は2020年5月14日より、テーブルチェックが提供する予約顧客管理システム「TableSolution」を導入する東京都港区(お台場エリア以外)の飲食店・レストランのフードデリバリーサービスを、みんなのタクシーに加盟する大和自動車交通株式会社のタクシー車両を使って開始した。
2020年4月21日に国土交通省が道路運送法に基づく特例措置として、緊急事態宣言期間に調整期間を加えた期間に限り、タクシー事業者による有償貨物運送の特例通達を出した。それを受け、今回のサービス開始に踏み切った。今回のタクシーでのフードデリバリーサービスは、2020年5月14日から特例措置期間が終了するまで実施する。
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