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ティアフォーの自動運転関連取り組みまとめ【2023年1月~7月】

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2023/8/22(火)

ハードウエア構成と
センサフュージョンによる
アプリケーションの例

株式会社ティアフォー(以下、ティアフォー)は、自動運転技術の発展や自動運転機能に対応した車両の生産加速などに向けて取り組みを進めている。当記事では、2023年1月~7月に行ったティアフォーの取り組みについてまとめる。
センサフュージョン開発キット
ティアフォーは6月30日、自動運転やその他の関連するアプリケーションの発展を支援するため、開発者が容易に導入可能なセンサフュージョン開発キットの提供を開始した。

今回提供するキットは、最先端の車載カメラ、車載LiDAR、自動運転用コンピューターを統合し、センサフュージョンによる高度なパーセプション技術の開発環境をワンパッケージで提供する。キットはティアフォーの自動運転システム開発で利用実績のあるハードウエアとソフトウエアから構成されており、取り扱いに関する説明書も整備されている。

また、今回のキットの導入により、利用者は、適切なセンサーやコンピューターの選定、ROS2を用いた開発環境の構築、システム間の同期やキャリブレーション、パーセプションモジュールの開発など、センサフュージョンに関わる技術的課題を解決できる。これにより、高度なパーセプション技術に要する開発工数の削減や製品の市場投入までの時間を短縮することが可能だ。くわえて、今回のキットで提供されるソフトウエアは、オープンソースで公開されている。そのため、利用者は、独自の研究開発を推進するために改良を加えることもできる。



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