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【東急】伊豆で自動運転モビリティの実証を開始 Izukoとも連携

2020/11/26(木)

使用される自動運転モビリティのイメージ

使用される自動運転モビリティのイメージ

東急は、名古屋大学、ソリトンシステムズらと協働し、12月17日から25日まで伊豆高原駅周辺(静岡県伊東市)で遠隔型自動運転モビリティの実証実験を行うと発表した。
この実験では、伊豆高原駅周辺の公道約2.8kmの区間において、自動運転システムを搭載した小型バスタイプの電気自動車(最高速度:時速19km)1台をオンデマンド方式で運行する。利用にあたっては、東急らが提供する観光型MaaS「Izuko」や、伊豆高原駅に設置されているテレビから需要に応じて呼び出すことができる。乗降場所は5カ所に設け、運行時間は11時から15時でデマンドが入った場合にのみ運行する。運賃は無料だ。

将来的には一人のオペレーターが複数台の自動運転車両を運行管理する効率的な移動サービスの構築を目指す。伊豆高原駅付近に複数台の自動運転車両を監視・操縦することができる遠隔コントロールセンターを設置し、運行する車両の遠隔監視・操縦と、静岡県主催の自動運転実証実験プロジェクトにおいて、下田市で運行する自動運転車両の遠隔監視も行う。

従来、4Gの通信インフラを使用したリアルタイムの監視・操縦は、通信遅延などの問題により難しいと考えられていたが、低遅延の伝送技術の開発により実現した。なお、東急の発表によると、1カ所の遠隔コントロールセンターから、複数都市の車両を同時に遠隔監視することは日本初。
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遠隔コントロールセンターのイメージ

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