トヨタ、BEV含むマルチパスウェイ戦略具現化等に1.7兆円投資
2024/5/9(木)
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は5月8日、2024年3月期の決算報告において、モビリティカンパニーへの変革に向けた投資として、マルチパスウェイ戦略の具現化(BEV、水素など)やSDVの基盤づくりへに1.7兆円投資すると発表した。
同社は、今回の決算報告において、25年3月期の見通しとして、収益構造を維持した上で持続的な成長に向けて合計2兆円を投資する。内訳は、仕入先/販売店の労務費負担、従業員の環境改善などに対する投資が3800億円、モビリティカンパニーへの変革に向けた投資が1.7兆円だ。また、2024年3月期の見通しでは、成長領域への設備投資が0.7兆円、研究開発費が0.5兆円だった。2025年3月期の見通しでは、成長領域への設備投資が前年比+0.4兆円の1.1兆円、研究開発費は前年比+0.1兆円の0.6兆円となっている。なお、決算報告の様子は、こちらで公開されている。
(画像:トヨタ プレスリリースより)