「MaaSの世界最前線」Viaが進める世界戦略 ―― LIGAREビジネスセミナーレポート(前編)
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2020/1/8(水)
2019年9月24日、都内でLIGAREビジネスセミナーを開催した。今回は「MaaSの世界最前線」と題し、国土交通省と東京都、Via Transportation, Inc(以下、Via)およびVia Mobility Japan株式会社(以下、Via Japan)から講師を招き、今、日本国内および世界各地の交通課題解決の現場で起きていることについて議論を交わした。本記事では、特にViaおよびVia Japanの講演について取り上げ、同社が世界各地で実績を積み重ねているオンデマンドシャトルなどの事例を通して、変化しつつある日本における移動の現場について考えていきたい。
公共交通網をより良く改善していくために
Via はDaniel Ramot氏とOren Shoval氏の2名が創業し、現在、本社はニューヨーク、研究拠点はイスラエルにそれぞれ拠点を構えている。経営陣の大半にイスラエル国防軍(IDF)の人材育成プログラム「Talpiot」の卒業生という、技術開発のエキスパートを有する企業だ。Via CEOのDaniel Ramot氏は、「どのようにオペレーションしているか話す前に、交通、輸送手段がモバイルのアプリケーションによって大きく変わりつつあるという話をしたい」と講演を始めた。
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