ウーブンシティ関連取り組みまとめ【2020年~2022年3月】
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2022/4/26(火)
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)、およびその関連会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社(以下、ウーブン・プラネット)は、Woven City(ウーブン・シティ)の開発や開発に関わる企業の買収などにも取り組んでいる。当記事では、2020年から2021年3月までに行われたWoven City関連の取り組みについてまとめる。
水素利用の取り組み
ENEOS株式会社(以下、ENEOS)とトヨタは、Woven Cityにおいて、CO2フリー水素の製造と利用を共同で推進するため、共同開発契約を締結した。2022年3月23日付のプレスリリースで明かしている。ENEOSとトヨタは2021年5月、Woven Cityでの水素エネルギー利活用について具体的な検討を進めることに基本合意した。今回の契約は、2021年の基本合意に基づき検討を進めたものだ。具体的には、水素ステーションの建設・運営、水素ステーションでのCO2フリー水素の製造、水素ステーションからWoven Cityおよび燃料電池車(FCEV)への水素供給に着手する。
また、同契約では、水素の需給管理システムについても具体的な検討を進めることに合意した。2024~2025年のWoven City開所前に水素ステーションの運営開始を予定している。さらに、Woven Cityのコミュニティエネルギーマネジメントシステム(CEMS)とENEOSの水素製造を最適化する水素EMSの連携を検討する。
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