配車サービスのAzit 与論島でのドライバーマッチングサービスの実証実験を発表
2018/6/22(金)
配車サービスの株式会社Azit(以下、アジット)は、ヨロン島観光協会(鹿児島県大島町与論町)は、観光客ピーク時の公共交通機関が課題となっている与論島において、「相互モビリティプラットフォームサービス」を利用した実証実験を8月から開始することを発表した。
そこでアジットは、「相互モビリティプラットフォーム」として、島の住民自らが観光客の移動手段を提供できるようなサービスの実証実験を行うことを提案し、与論島との合意に至った。
サービスの概要としては、ユーザー(観光客)がアジットの運営するドライブマッチングアプリ「CREW」を与論島エリアで起動し、近くの登録ドライバーとマッチングすることができれば、移動が可能となるというものだ。その際ユーザーは、燃費や走行距離をもとに計算されたガソリン代をドライバーに実費で支払い、アジットに対して手数料を支払う。またドライバーに対して任意で謝礼を支払うことができる。
アジットは与論島での実証実験をモデルに、他の自治体に対してもサービスを提供し、交通インフラの課題解決に取り組んでいく方針だ。
マッチングサービスで観光客の移動ニーズに応える
与論島はサンゴ礁に囲まれたエメラルドグリーンの海や、幻の白い砂浜など魅力ある観光地であり、観光客が増加している。その数は昨年73,204名で、平成26年の55,464名から年々増加の傾向にある。しかし一方で、島には公共交通機関としてバス1路線、そしてタクシーが8台のみ運行しており、観光客の移動ニーズを十分に満たすことができていない。そこでアジットは、「相互モビリティプラットフォーム」として、島の住民自らが観光客の移動手段を提供できるようなサービスの実証実験を行うことを提案し、与論島との合意に至った。
サービスの概要としては、ユーザー(観光客)がアジットの運営するドライブマッチングアプリ「CREW」を与論島エリアで起動し、近くの登録ドライバーとマッチングすることができれば、移動が可能となるというものだ。その際ユーザーは、燃費や走行距離をもとに計算されたガソリン代をドライバーに実費で支払い、アジットに対して手数料を支払う。またドライバーに対して任意で謝礼を支払うことができる。
アジットは与論島での実証実験をモデルに、他の自治体に対してもサービスを提供し、交通インフラの課題解決に取り組んでいく方針だ。