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フォードと百度、人工知能の技術開発で提携 年内に北京で実証実験

2018/11/5(月)

米フォード・モーター(以下、フォード)と中国インターネット検索大手の百度は、人工知能の技術開発において業務提携を結んだ。これにより、北京で自動運転レベル4対応の自動運転車を実証する2年間のプロジェクトに共同で着手する。すでに自動運転分野でタッグを組むフォードと百度は、人工知能の分野でさらなるパートナーシップを深める。
百度は7月に、フォード他大手企業50社と自動運転の開発連合「アポロ計画」の始動を発表した。これには日本のホンダや韓国のヒュンダイ、ドイツのBMWなども参加している。フォードはアポロ計画の創設メンバーであり、当初から結びつきを強めてきた。このプロジェクトでは、アポロ計画において百度が開発した自動運転システム「アポロ」を搭載した自動運転車両を用い、北京で公道での実証実験を行う。厳しい地理的条件や気象条件にも問題なく作動するレベルを目標としており、北京での実験後は中国の他都市にも拡大する可能性がある。

「百度のような最先端技術を持ったパートナーと協力することで、中国において安全性、利便性、包括的なモビリティ体験を向上させる革新的なソリューションを提供します」とFord Autonomous Vehicles LLCの社長兼CEO、シェリフ・マラクビー氏は語る。 “smart vehicles for a smart world.”というフォードのコンセプトのもと、自動運転分野での成長を加速させる。

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