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GTC Japan 2016 GPUが可能にする自律運転 ─ NVIDIA

2017/11/11(土)


新OS DRIVEWORKS ALPHA1

「DRIVEWORKS ALPHA 1」は、自動運転車用のオペレーティングソフトウェアです。DRIVEWORKSはいくつかの異なる部分から成り立っています。オキュパンシーグリッドがデータベースのような役割を果たし、周囲情報などを蓄積していきます。データはリアルタイムに更新され、次に周囲がどのように動くのかということを予測します。このシステムでは、3つの異なるAI(DriveNet、OpenRoadNet、PilotNet)を用いています。
 

NVIDIAは中国の百度、オランダのTomTomと自動運転車向けマッピング・システムなどの分野で共同開発などを行うことを発表している。


会場では、自動車の3次元的な物体認識や道路のライン認識、物体がなく走行可能なスペースを認識するオープンロード認識をDRIVE PXを用いてリアルタイムに行ったデモムービーが上演されました。3次元の検知と、クラウドのHDマップに基づいて位置推定を行います。周囲の状況を認識し、オキュパンシーグリッドを更新して、さらに可視化します。可視化することによって、AIが知覚したものをわれわれも見て知ることができます。

 

GPUによりレンダリングされた富士山を背景に講演を行うジェンスン氏。


GPUによりレンダリングされた、GTC Japan 2016の会場の様子。


もしこのプラットフォームがとても正確になれば、将来的には、もはや車にはミラーがいらなくなるでしょう。オキュパンシーグリッドによって車の周囲の情報はすべて知覚され、可視化されてしまいます。

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