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阪神電気鉄道と台湾の桃園メトロが連携 相互送客で交流人口増加を狙う

2019/1/22(火)

阪神電気鉄道と台湾に本社を置く桃園大衆捷運股份有限公司(以下「桃園メトロ」)は1月22日に桃園メトロ 本社にて、相互連携協定を締結したことを発表した。

阪神電気鉄道と桃園メトロは、共に沿線にさまざまな観光地を有しており、沿線には人気球団が本拠地とする野球場を持ち、観客の輸送を行っているという共通点がある。協定の内容は両社の広告媒体を活用したプロモーションや、両社の鉄道による沿線観光を促進させるツールの開発、両社沿線の野球場をはじめとした観光施設を活用した相互送客キャンペーンなど。両社が連携することで新たな相互送客の実現を目指す。

阪神電気鉄道は、2016年から阪神甲子園球場において、阪神タイガースが主催するプロ野球の公式戦のうち一部の試合を「台湾デー」として開催し、そこで台湾グルメの提供や台湾に関する特別イベントを実施。台湾観光局から「2018台湾観光貢献賞」を授与されるなど、台湾に向けた施策に注力してきた。今後は相互送客に取り組むことで、日本台湾間の観光振興、交流人口の増加に貢献していく。

相互連携協定締結を機に、1月21日(月)から6カ月間、阪神沿線の魅力を伝えるプロモーションを桃園メトロ線の駅と車両で展開する



※桃園大衆捷運股份有限公司(桃園メトロ)について

台湾最大の都市の中心地である台北駅から桃園国際空港を経由し、桃園市内の環北駅までの 53km の路線を営業している鉄道事業者で、2017年3月2日に開通した。営業駅数は21で、今後 2 駅の開業を予定している。

 

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