関西電力、移動体験を変える低速モビリティ「iino 」ー時速5kmの可能性(1/2)
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2018/8/9(木)
関西電力株式会社が構想している自動運転型都市モビリティサービス「iino」。市街地を時速5kmの低速度で巡回し、自由に乗降できる近距離移動用の新しいモビリティサービスだ。事業化を目指し、歩行者や自転車が混在する公道やコンパクトシティで、2018年度内のサービス実証を予定している。「iino」は若手ネットワーク(k-hack)のアイデアを形にした乗り物だ。バスでもない、タクシーでもない、この不思議な乗り物「iino」について、立ち上げの中心メンバーを務める関西電力株式会社IT戦略室 森脇 健吾氏と経営企画室 嶋田 悠介氏に話を伺った。
関西電力 iino 嶋田 悠介氏、森脇 健吾氏 インタビュー(1/2)
――このモビリティサービスを始めたきっかけを教えてください。
森脇:若手が自由に活動ができるk-hackというネットワークを自発的に立ち上げました。最初はEVについて何かアイデアを出してみようという試みでしたが、ただアイデアを出すだけではなく、実際にモノをつくり、体験をしながら、もっと掘り下げていこうという流れで始まったのが「iino」の事業です。――なぜ数あるテーマの中でEVを選んだのでしょうか。
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