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関西電力、移動体験を変える低速モビリティ「iino 」ー時速5kmの可能性(1/2)

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2018/8/9(木)


――時速5kmという低速で走行させる理由を教えてください。

森脇:歴史を振り返ると、本来、人間は常に徒歩で移動してきました。時速5kmで入ってくる視覚情報である人の動きや暮らしや店舗、ディスプレイは良いタイミングで脳に入ってきます。また音も、誰かが喋っている言葉が気に障らない程度に耳に入ってきます。このように五感を開放するには時速5kmが最適だということを突き詰めて考えました。

日本人は、目的地に向かって直線的に歩く、早く目的地に着きたいという意識があります。しかしヨーロッパでは、シエスタや寄り道をする文化があります。そういったものの魅力は、時速7kmより時速5kmの方が感じやすい...


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