――そのほか、車両設備で安全面の特徴はありますか？

浅井氏：歩行者を検知する小糸製作所製のセンサーを搭載して、追突しそうな場合に通知する機能を導入しています。このセンサーは昨年のCES2018でも展示されていましたが、照明器具に内蔵するタイプのものなので、簡単に低コストで搭載することができます。

――専用道での運行で、歩行者検知にも重点を置いたのはなぜでしょうか？

浅井氏：今回運行した専用道は、一部一般道を横断する箇所があります。そこは地域住民のランニングコースにもなっていて、その対策に歩行者を検知するセンサーを搭載しました。今回の実験ではエッジコンピューティングで処理していますが、...