道路の路側と車両側に3D-LiDAR センサーを設置

自動運転では障害物により自動走行が妨げられないよう車外環境の検知が重要だが、今回の実験では自動運転車両の死角になる道路の路側帯にパイオニアの3D-LiDAR センサーを設置し、その情報を運行監視センターに通知するとともに、車両側にも3D-LiDARセンサーを搭載して、ルート上の乗車希望者を検知する仕組みも実装した。

実際に自動運転車両に乗ってみると、走行中は車両上部に搭載した3D-LiDARが「目」の役割を果たして乗車希望者を検知し、その情報を車両に伝達することで適切な場所で停車ができていた。また、路側帯に設置した3D-LiDAR...