淡河町 地域住民でつくる移動便 高齢者の生きがい、子育て世帯もサポート
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2019/6/5(水)
直面する持続することの難しさ
淡河町ゾーンバスには前身があり、現在と同じく公共交通空白地有償運送の形で2008年3月から2016年の12月まで運行していた。しかし、主催者側の高齢化により廃止となった。住民からの強い要望を受け、地域振興推進協議会が運行を再スタート。国交省から自家用運送の登録認可が下りるまでは試行運行でしのいだ。廃止が決まってすぐに強い要望がでるほど、地域住民の生活の一部となっているコミュニティバス。しかしながら、住民主体で持続させていくことは至難の業だ。持続可能にするには課題も多い。車両購入費、車検代などの維持費に加え、ドライバーの人件費、ガソリン代を300円の乗...