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日本版MaaS始動! WILLER、近鉄、ANAなど新たなプレーヤーも登場:スマートモビリティチャレンジシンポジウム開催(2/2)

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2019/9/26(木)

先行モデル事業一覧(国交省資料より抜粋)

経済産業省と国土交通省は2019年6月21日、「スマートモビリティチャレンジ シンポジウム」を東京ミッドタウン日比谷で開催した。「スマートモビリティチャレンジ」とは、新しいモビリティサービスの社会実装に挑戦し、地方の移動課題および地域活性化に挑戦する地域や企業に対して国土交通省と経済産業省が支援を行うという取り組み。「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」を立ち上げ、地域毎にシンポジウムを開催するなど、地域や企業等の取組に関する情報共有を促進し、ネットワーキングを進めていく。
前編はこちらから↓
https://ligare.news/story/smart-mobility-challenge-symposium-1/

大田市政策企画部まちづくり定住課課長の藤原和弘氏(右)株式会社バイタルリード代表取締役の森山昌幸氏(左)


1ヶ月定額のタクシー乗り放題の実証運行

「地方郊外・過疎地型」で選定された島根県大田市は、石見交通やバイタルリードと共に、「定額タクシーを中心とした過疎地型Rural MaaS実証実験」を実施。過疎地における生活交通の確保策として、AIを活用した配車・予約制御システムを備えた定額タクシーの実証実験を行う。Rural MaaSシステムの構築及び実証では、定額タクシーや農産品の集出荷、タクシー救援事業の予約・決済等の仕組みをスマートフォン向けMaaSアプリにおいて構築。さらにAIによる運行経路の最適化と予約制御と接続する路線バスのダイヤや貨物輸送データとの連携を行う。


定額タクシーの実証運行では、対象エリアを井田地区内及び井田地区と地域拠点・交通結節点間に設定し、毎週月曜日~金曜日の8:30~14:30の時間帯に、運行事業者が保有するタクシー車両1台を使って実施する。運賃は1カ月3,300円の定額制乗り放題で、 運行期間は2019年11月~2020年2月までの4カ月間を予定している。

事業者からはWILLERの中野正治執行役員、NTTドコモの谷直樹執行役員・法人ビジネス本部IoTビジネス部長、小田急電鉄の久富雅史経営戦略部長、MONET Technologiesの宮川潤一代表取締役兼CEOが各社の取り組みを紹介。
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