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ビッグデータ提供・販売取り組みまとめ【2021年~2022年5月】

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2022/6/16(木)

Suica統計情報
「駅カルテ」の例

モビリティ業界でもビッグデータを活用した取り組みを行っている。一方で、それまで収集したデータを提供・販売するという取り組みも実施されている。当記事では、2021年から2022年5月までに行われたモビリティに関わるビッグデータの提供・販売の取り組みについてまとめる。

株式会社ジェイアール東日本企画(以下、jeki)

jekiは、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が開発・提供するSuica統計情報「駅カルテ」を販売開始した。2022年3月17日付のプレスリリースで明かしている。

「駅カルテ」とは、Suicaユーザーが、駅の改札を入出場する際に記録されるデータ(入出場駅、入出場時間帯等)を用いて、JR東日本が開発・提供する定型レポートだ。首都圏を中心とした約600駅の各駅における利用状況を、ユーザー個人が識別されないよう統計処理したうえで作成した図や表を、駅別に月次のレポートとしている。

「駅カルテ」は、駅ごとの利用者データが可視化されるため、大規模イベントの効果検証や、駅近くに立地する店舗のマーケティングといったまちづくりなどに活用することができる。2017年度以降の利用者データをPDF形式で取り扱う。



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