森ビルが構想するモビリティと都市計画の新たな可能性とは?「オンデマンド型シャトルサービス(HillsVia)」の実証実験について(2/2)
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2019/4/17(水)
森ビル株式会社は米国・ニューヨーク市に拠点を置くVia社と連携し、2018年8月1日から六本木周辺地域で、最先端アルゴリズムによる「オンデマンド型シャトルサービス(HillsVia)」の実証実験を開始した。
Via社は2013年にサービスを開始し、業界最高峰の独自技術によって、ルートや運行時刻に捉われない新たな都市交通サービスを再構築するスタートアップ企業である。都市部に最適化した独自開発のアルゴリズムによって、同方面に向かう複数の乗客の効率的な移動を可能にした。また、公共交通機関やバス・タクシーの民間企業等にアルゴリズムを提供し、既存のインフラとViaシステムの統合による「オンデマンド型シャトルサービス」を実現しており、すでにニューヨーク、シカゴ、アムステルダム、ロンドン等の多数の国際都市でのサービス導入実績がある。今回の実験では、森ビル社員約1,300名を実証実験の対象者として通勤や業務時間内の利用データを取得し、サービスの有用性と発展性の検証を進めるという。実証実験開始から半年が経った今、進捗状況や手応え、今後の展望について森ビル株式会社 営業本部 オフィス事業部 営業推進部企画グループ イノベーティブビジネス担当 チームリーダーの塩出礼子氏に話を聞いた。第1回はこちら↓
https://ligare.news/story/mori-building-hills-via-1/