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関電の低速自走モビリティ「iino」でヘッドスパ 今春にサービス開始

2019/1/17(木)

関西電力と、頭のもみほぐし専門店「悟空のきもち」を運営する㈱ゴールデンフィールドと損保ジャパン日本興亜、この3社は、関西電力の低速自動走行モビリティ「iino」を使って、「空飛ぶじゅうたんで眠る」プロジェクトを完成し、今春にサービスを開始すると発表した。関東・関西では先行体験取材会を開催する。
3社は低速の自動走行モビリティに畳を載せた「ただの畳」という移動体を開発した。「人類が夢みた睡眠サービス」を目指す。歩行者や車・道などを検知し、紅葉や桜咲く山・高原、街中までも優雅に動きまわる畳だ。移動速度は時速3~5キロ、非常に眠くなるスピードで、独自に調整した加速度と足元から感じる風が飛行浮遊感の正体だ。人間は、寝た状態でこの加速度と足元から風を受けると飛んでいる感覚になることもこの開発でわかり、空飛ぶじゅうたんの感覚として、この飛行浮遊感を追求した。

そして「ただの畳」に使われる畳は、栃木 天明鋳物家屋の推定200年以上の江戸時代の畳および、京都 平安神宮の畳。古代畳のノウハウがある京都の創業150年の老舗藤井畳店と、栃木の天保創業180年梅澤畳工業がこれらの畳を心地よい移動体の畳として最適化を行った。「未来と過去をつなぐ畳」が自動運転時代の幕開けの一端を担う。

■「ただの畳」のサービスイメージ



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