トヨタコネクティッド、蒲郡市で電動車両利用のカーシェアリング実証実施
2024/2/2(金)
トヨタコネクティッド株式会社(以下、トヨタコネクティッド)は、1月31日、愛知県蒲郡市(以下、蒲郡市)で「電動車両を利用したカーシェアリング実証」の実施を発表した。
本実証の目的は人・環境・社会にやさしい新しいモビリティサービス「エシカル MaaS」を実現することだ。「まちなかモビリティ」と題した、蒲郡市のサーキュラーシティ推進実証事業の一環として、2月1日から2月29日までの一か月間実施される。本実証では、市内4か所に設置した計10台の電動車両を市民や観光客が無料で利用できる。その後、収集した利用データから利用者層や走行ルートなどの解析と、アンケートやインタビュー結果を分析。それにより、将来的な社会実装に向け、新たな移動手段としての役割やニーズを検証する。
なお、トヨタコネクティッドは実証によって得たデータを分析し、事業化に向けた具体的な準備を進めていくと述べている。
■トヨタコネクティッド 先行企画部 事業戦略室 ソーシャルイノベーション G 越前 広一氏のコメント
SDGsの浸透とも相まって、“エシカル“という言葉が広く取り上げられるようなり、“資源を無駄にせず、相互に助け合いながら、必要なものを必要なだけ”という価値観・ライフスタイルは若い世代を中心に浸透してきていると感じています。持続的な地球環境と人類社会の共存に向け、それは徐々にではあるけれど、10年後にはあたりまえとなっているような大きな社会全体の価値観の変化が起きているのではないかと感じます。
移動や交通という日常生活の基盤となる場面でも、より環境や人・社会に優しい方向へと必ず変わっていくはずです。そうした変化を先取りした ”エシカルな移動験“を本実証で 提供し、様々な方からの多くの声をいただきたいです。エシカルMaaSで目指す世界は一企業だけで実現できるものではないので、今後一緒に取り組んでいただける企業を増やしていければと考えています
(出典:トヨタコネクティッドWEBサイトより)