ナビタイム MaaSサービス「トータルナビ」で移動の変化を支える(1/2)
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2018/12/12(水)
株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は、コンシューマー向け「NAVITIME」アプリで広く知られている。NAVITIMEアプリのコア技術である「トータルナビ」は、鉄道や飛行機、クルマ、徒歩やシェアサイクルに至るまでカバーし最適なルートを提示するシームレスな乗り継ぎを実現している。MaaSへの関心が高まる昨今、特に存在感が増している状況だ。その他にも、カーナビなどのドライブ事業、バス事業、自転車・バイクのツーリング事業、さらには、訪日外国人向けサービスを含めたトラベル事業や移動に関するデータ分析・コンサルティングを行う交通コンサルティング事業など、広範囲に事業を展開している。これらの複合的な取り組みは、人々の移動をどのように支えてきたのか。代表取締役社長の大西啓介氏に話を伺った。
※本記事の資料は全て株式会社ナビタイムジャパンより提供
■NAVITIMEのトータルナビはこうして生まれた
――まずは、トータルナビを開発した経緯について教えてください。
今から30年以上前、大学で情報処理を専攻し、「車用経路探索のアルゴリズム」をテーマに研究をしていました。当時はデジタル地図も無かったため、自分でデジタイザーを使って地図を作成していました。その頃から、最短ルートを探索するシステムは、将来クルマに搭載されることが期待されていました。※このコンテンツはLIGAREオンライン法人プレミアム会員限定公開です。会員の場合はログインしてください。
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